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わたしは人でなくて
自分を責めるの
なんて
言う内容信用出来ない
その実は人責めまくる
人責めまくる
怒り倒す
それは
止めるしかない
誰でも
あきらめた
その会話に
花が咲いている場所
あきらめた
あなたは居ないみたい
仕方ない
わたしはたった一行
どのようにずらしたら
詩のことばになるのかと
怒りながら書いている
同じことばを
ずらし続ける
全く関係のないお話を
書いている
知らない誰かが
どこかにいるのが
嬉しくて
怒っている
夜はこれから
水面の割り方
エナメル質の保護法
絨毯を叩く感触
明日また
あの縫いぐるみを
掴みたい
わたしには
それだけ