2014-04-14 maybe 詩 maybe春の朝見る夢偽りが剥がれるきりきりと裂く悲しみ帰って来ないひとの香り生まれた時から多分キリストの磔刑に繋がれている未だ正視し得ぬまま春は大気の密度を上げて妖しく様々なものを溜め込んで行く花畑は死の香り夢想と知っていて笑うのは奇妙な旅誰かの為に祈り誰かの為に笑うからだはきっと涙をいっぱいに溜め込んであの世へ運ぶ為にある 2014年4月13日記