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聖書からの黙想などを書いていきたいと思います。

I do not ask, O Lord, that life may be

I do not ask, O Lord, that life may be 

(父の御神よ~1954年版 讃美歌366番~)について聖句を参照しつつ、書いてみます。

原詩はAdelaide A.Procterという女性が書かれました。

翻訳された古語の歌詞には、自分の楽しさや長閑さ、平安を求めないし、日盛りも要らないですといった内容が描かれていて、他の讃美歌にはない珍しさを感じました。

「キリストには代えられません」という讃美歌の歌詞を思い起こします。

聖句から著者の思いや賛美の内容を考えたいと願い聖書も開きました。

以下に古語の歌詞と、現代語に翻訳してみたもの、関連を感じる聖句を書いてみました。 

 

父の御神よ 讃美歌366番

I do no not ask, O Lord, that life may be

 

1父の御神よ、わが世の旅路、

楽しくあれと 祈りまつらじ

負える重荷を 取りてとは

いのりまつらじ。

いのりまつらじ。

2わがゆく路に 花さきかおり、

長閑くあれと 願いまつらじ、

色香めでたき ばらさえも、

とげあるものを。

とげあるものを。

3父の御神よ、山にも野にも

安けくあれと 望みまつらじ、

ただみ光の 照るかたへ

みちびきたまえ。

みちびきたまえ。

4されど今より 曇りもあらぬ

日盛りなれと 求めまつらじ、

ただ導べする あけの星

あおがせたまえ。

あおがせたまえ。

 

現代語に訳してみます。

 

1父なる神様

私の人生の旅路が

楽しいものとなりますようにとは

祈りません

負っている重荷を

取り除いてくださいとは、

祈りません

祈りません

 

2私の行く路に花が咲き香り、

長閑でありますようにとは

願いません

色香豊な薔薇さえも

刺があるものです

刺があるものです

 

3父なる神様

山にも野にもただ

安らかでありますようにとは

望みません

ただ御光の照るほうへ

導いてください

導いてください

 

4けれども今から

曇ひとつない

陽盛りになりますようにとは

求めません。

ただ導いてくださる明けの星を

仰がせてください

仰がせてください

 

「『34あなたがたの富のあるところに、あなたがたの心もあるのだ。』」
ルカによる福音書12:34


「24それから、弟子たちに言われた。『 わたしについて来たい者は、自分を捨て、

自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。』」
マタイによる福音書16:24


「38『また、自分の十字架を担ってわたしに従わない者は、 わたしにふさわしくない。

39自分の命を得ようとする者は、それを失い、 わたしのために命を失う者は、かえってそれを得るのである。』」
マタイによる福音書10:38-39


「15わたしがお願いするのは、 彼らを世から取り去ることではなく、 悪い者から守ってくださることです。
16わたしが世に属していないように、 彼らも世に属していないのです。」
ヨハネによる福音書17:15-16


「29主よ、あなたはわたしのともし火
主はわたしの闇を照らしてくださる。」
サムエル記下22:29


「105あなたの御言葉は、わたしの道の光
わたしの歩みを照らす灯。」
詩編119:105


「『16わたし、イエ スを使いを遣わし、 諸教会のために以上のことをあなたがたに証しした。わたしは、 ダビデのひこばえ、その一族、輝く明けの明星である。』
17"霊"と花嫁とが言う。『来てください。』 これを聞く者も言うがよい、『来てください』と。 渇いている者は来るがよい。命の水が欲しい者は、 値なしに飲むがよい。」
ヨハネの黙示録22:16-17

 

(聖句引用元:日本聖書協会 新共同訳 旧約聖書 新共同訳 新約聖書より)